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お尻の筋肉を全て使う!ゴムバンドを使ったお尻痩せエクササイズ5選!

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ヒップラインの画像

 

お尻は皮下脂肪がつきやすく、悩んでいる方も多い部位ではないでしょうか?

お尻の形や大きさはスタイルに大きく影響するので、美しいヒップラインを作ることは、ダイエットやボディメイクをされる方にとっては、とても重要になります。

 

本記事では、理学療法士・パーソナルトレーナー・バランスボールトレーナーでもある私が「ゴムバンドを使ったお尻痩せエクササイズ」について解説します。

 

 

 

なぜお尻に脂肪がつきやすい?

脂肪細胞の画像

脂肪には大きく分けて、「皮下脂肪」「内臓脂肪」があります。

お尻につく脂肪は「皮下脂肪」です。

 

この皮下脂肪は、内臓脂肪と比べるとつきにくいですが、一度ついてしまうと減りにくいという性質があります。

 

お尻の脂肪がつきやすい原因は2つです。

 

まず、お尻の筋肉を普段あまり使っていないということが挙げられます。

皆さんの普段の生活を思い返してみて下さい。

お尻の筋肉を使っていますか?

お尻の筋肉って、意識していないと案外使っていないんです。

階段を昇ったり、立ったり座ったりするとき、本来であればお尻の筋肉もしっかり使いたいところです。

しかし、お尻の筋肉よりも使いやすい前ももの筋肉(大腿四頭筋)の方が使いやすいんです。そのため、お尻を使わずに動いてしまっていることが多くなります。

 

もう一つの原因として、脂肪がクッションの役割をしているという説があります。

女性のお腹の中には子宮があり、お腹周りやお尻周りに脂肪をつけることで、子宮を守るクッションの役割となってくれます。

 

おしり痩せのために必要なことは?

 

それでは、お尻痩せのためには何が必要でしょうか?

 

お尻には、たくさんの筋肉があります。

お尻の筋肉の画像

お尻にはこれだけの筋肉があります。

 

見て分かる通り、これらの筋肉は様々な方向へ走行しています。

それぞれの筋肉は、走行している方向によって作用が異なります。

そのため、一方向だけのお尻のトレーニングをしていても、トレーニングされている筋肉は一部分しかないので、お尻全体のトレーニングにならないということです。

 

お尻の筋肉をバランスよく鍛えるためには、様々な方向へトレーニングする必要があります。

 

トレーニング用のゴムバンドを使うことで、お尻に様々な方向の負荷を掛けることが出来ます。

私は自宅でのトレーニングでゴムチューブを使うなら、輪っかになっているタイプをオススメしています。

私自身も、自宅ではそのタイプを使っていますが、輪になっているほうが自宅でのトレーニングでは使い勝手が良いんですよね。

メーカーによって様々なものが出ていますが、私は以下のエクササイズバンドを使っています。リーズナブルで、品質も良いのでオススメです。

 

輪っかになっていないゴムチューブをお持ちの方は、輪になるように縛ることで同じトレーニングが出来ますので、是非やってみて下さい。

 

 

ゴムバンドを使ったお尻痩せエクササイズ

 

それでは、実際にゴムバンドを使ったオススメのエクササイズを5つご紹介します。

全てのメニューをこなすことで、お尻にある全ての筋肉を使うことが出来るようにメニューを組んでいます。

目安回数は、すべてのメニューを1日でこなす場合の目安です。

ご自身の筋力や、何日かに分けて行う場合などは、回数を調節して行いましょう!

 

エルボーニーヒップエクステンション

エルボーニーヒップエクステンション①

肘と膝を床についた状態で、両足にバンドをひっかけておく

エルボーニーヒップエクステンション②

ゴムを引っ張るように、膝は曲げたまま片足を上に挙げる

 

目安回数:左右20回ずつ

 

注意点

足を上に挙げたとき、腰を反らないように注意しましょう。

腰が反ってしまうと、お尻ではなく腰の筋肉を使ってしまい、お尻に対する効果が半減してしまいます。

 

グルートバンドスクワット

グルートバンドスクワット①

バンドを膝の上に巻いた状態でスタート

グルートバンドスクワット②

そのままスクワット!ゴムの張力に負けて膝が内側に入るニーインにならないように!


目安回数:20回

注意点

スクワットの姿勢が重要になるトレーニングです。

体が垂直に立っていて、膝が前に出たスクワット姿勢では、ももの前面にある大腿四頭筋ばかり使ってしまい、お尻のトレーニングになりません。

股関節から体を前に前傾し、お尻の筋肉にしっかり効くようにしましょう。

 

 

グルートバンドサイドウォーク

グルートバンドサイドウォーク①

膝上にバンドを巻いて、腰を落とし、足を閉じた状態からスタート

グルートバンドサイドウォーク②

体の高さが上がらないように注意しながら、足を外側へ開く

グルートバンドサイドウォーク③

一度足を閉じる。重心は低い状態を維持しましょう!

グルートバンドサイドウォーク④

再度足を開き、もとの位置に戻る。常に重心の高さは変えないように!

 

目安回数:20ステップ

 

注意点

横へ足を出すときに、体が左右にブレてしまうと、お尻に効かない原因となります。

体は前傾はしていますが、左右には倒れないように注意しましょう!

 

グルートバンドニーインニーアウト

グルートバンドニーインニーアウト①

膝上にバンドを巻いた状態で、内側へ膝を入れる(ニーイン)

グルートバンドニーインニーアウト②

バンドを引っ張るように膝を外側へ開く(ニーアウト)

 

目安回数:10回2セット

 

注意点

開いたとき、骨盤は動かないようにしましょう。

骨盤が動いてしまうと、股関節ではなく体全体で動かしてしまい、お尻の筋肉を使いにくくなってしまいます。

 

グルートランジ

グルートランジ①

前後に開いた前足でバンドを踏んで、体は前傾した状態からスタート。このときの体重は前足に8割、後ろ足に2割。ほとんどの体重を前足に掛けておくのがポイント!

グルートランジ②

体を起こしながら、バンドを引っ張る。このとき、お尻の筋肉を使ってバンドを引くように意識をしましょう。

 

目安回数:10回2セットずつ

 

ポイント!

腰が丸まったり、反ったりしないように注意しましょう。

また、1枚目の画像に記載したように、重心の位置がポイントとなります。

体重が後ろ足に残り過ぎていると、お尻の筋肉に力が入りません。

前足にしっかり体重を掛けて、お尻の筋肉に効かせましょう!

 

 

まとめ

 

お尻の筋肉は、色々な動かし方でトレーニングしなくては、お尻全体を鍛えることは出来ません。

今回ご紹介したメニューを行えば、お尻の筋肉全体に効かせることが出来ます。

1回のトレーニングで全てのメニューをこなしても良いですし、2日に分けて行ってもグッドです!

ご自身にあった回数で、お尻痩せを目指しましょう!

 

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理学療法士として、腰痛や肩痛、膝痛など様々な症状の患者さんの治療経験から、ただのトレーニングではなく、動ける身体づくりを目指しています。

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