プランクは、体幹トレーニングの中では最もメジャーなトレーニング方法の一つです。
普段トレーニングをしている人なら、一度はやったことがあるでしょう。
手軽に行うことができるため、僕自身も行いますし、トレーニングとして指導することも多い方法です。
このプランク、メリットは良く書かれているのですが、デメリットは無いのでしょうか?
結論から言うと、プランクのみで体幹トレーニングを完結させようとするとデメリットが生まれてしまいます。
ではどんなトレーニングを並行して行ったり、どのようにプランクを進化させていくと良いのでしょうか?
本記事では、理学療法士・パーソナルトレーナー・バランスボールトレーナーでもある私が「プランクのデメリットとそれを補う方法」について解説します。
まずはプランクのメリットから解説
プランクをすることのメリットは、たくさんあります!
代表的なものを挙げると・・・
- 難度が低く簡単な方法で体幹トレーニングが出来る。
- 腹圧を上昇させ、良い姿勢を保ちやすくする
以下に、それぞれについて簡単に解説します。
難度が低く簡単な方法で体幹トレーニングが出来る
プランクは、場所も器具も問わず、手軽に出来るトレーニングです。
また比較的難度が低いため、トレーニング初心者の方でも行うことが出来ます。
動画を見ながらなど、ながらトレーニングにも最適です。
腹圧を上昇させ、良い姿勢を保ちやすくする
一般的な上体起こしの動きでの腹筋運動では、インナーマッスルより表面のアウターマッスルのトレーニングになります。
これに対してプランクは、体幹のインナーマッスルといわれる深部の筋肉にまでトレーニング効果があります。
このインナーマッスルが、腹圧を上昇させる効果があり、これにより姿勢を保持する力を生むことが出来ます。
腹圧について、もう少し詳しい解説はこちらをご覧ください↓
kacchin-pt-trainer.hatenablog.com
プランクのデメリットとは?
メリットがたくさんのプランクですが、デメリットはあるのでしょうか?
実はあります!
記事冒頭にも説明しましたが、「プランクだけで体幹トレーニングを解決させようとするとデメリットがある」ということになります。
どういうことかというと、普通のプランクでは体幹を固める使い方のトレーニングしか出来ません。
体幹というのはガチっと固める機能も必要ですが、安定性を保ちながら動かす機能も求められます。
体幹トレーニングをプランクだけしか行っていないと、固める体幹しか作れない体になってしまいます。
体を固めるように力を入れることは出来ても、そこから動こうとすると体幹の力が抜けてしまう。それでは、実用的ではないですよね。
プランクは、とても有用なトレーニングです。
しかし、プランクだけでは不完全な体幹になってしまいます。
プランクのデメリットを補うために必要なトレーニング
では、プランクのデメリットを補うためには、どうすれば良いのでしょうか?
プランクに動きをつけていきましょう!
プランクで体幹を固定出来るようになったら、体幹を安定させたまま手足を動かしたり、体を動かしたり出来るようにしていきましょう。
今回はプランクに動きをつける方法として、バランスボールを使った方法をご紹介します。
トランクカール
プランクスイング
プランクニータック
マウンテンクライマー
まとめ
今回ご紹介したトレーニング以外にも、バランスボールを使ったトレーニングにはプランクを発展させる方法が数多くあります。
通常のプランクに慣れてきた方、是非バランスボールを使ったプランクを発展させてみましょう!
インスタグラムやっています!
宅トレで出来る様々なトレーニング方法をご紹介しています。
理学療法士として、腰痛や肩痛、膝痛など様々な症状の患者さんの治療経験から、ただのトレーニングではなく、動ける身体づくりを目指しています。
宅トレのクオリティをアップさせたい方、ダイエット、ボディメイク中の方など、フォローお待ちしております!
☆その他オススメ記事
kacchin-pt-trainer.hatenablog.com
kacchin-pt-trainer.hatenablog.com
kacchin-pt-trainer.hatenablog.com