バランストレーニング+体幹トレーニング
やり方
エクササイズレベル
★★★★★ Level 5
メインターゲット
腹斜筋群、股関節内転筋群
こんな方にオススメ
- 体幹トレーニングをしたい方
- 動きの中での安定したボディバランスを手に入れたい方
- くびれ作りをしたい方
- バランストレーニングをしたい方
目安回数
20回旋1セット
ポイント
- 身体を回旋したとき、体幹側面の腹斜筋群の収縮を意識しましょう。
- 両膝でボールを挟むようにします。こうすることで、股関節の内側にある内転筋群が使われます。
- このエクササイズは、比較的難度の高いエクササイズです。膝立ちが不安定で回旋出来ない場合は、まずは無理をせずに膝立ちを安定して出来るようにしましょう。
理学療法士による、ちょっとマニアックな解説
安定して出来れば、体幹の良い使い方が身につく
体幹部を効率よく動かすためには、インナーマッスルとアウターマッスルのバランスが重要です。しかし、これらのバランスを保ちながら動かすのは、意外と難しいものです。
腰痛などがあり、元々バランスが崩れていればなおさらです。
バランスボールの上に膝立ちでバランスを取るためには、体幹はインナーマッスルの機能が不可欠となります。インナーマッスルで常に重心位置を微調整させて、体幹を保たなければバランスはとれません。
そして、体幹を回旋する動きはアウターマッスルで行います。
ということは、この「ニーバランスツイスト」が安定して出来るようになれば、自然と体幹のインナーマッスルとアウターマッスルがバランス良くトレーニングすることが出来るのです。
アウターユニット前斜系システムのトレーニングとして
このトレーニングは、腹斜筋群と股関節内転筋群のトレーニングだということは、上記しました。これは、アウターユニット前斜系システムのトレーニングということになります。
体幹を動かす際に最も効率良い動きとしては、インナーユニットで体幹を安定させて、アウターユニットで身体を動かすことです。アウターユニットは、4つのシステムに分けられますが、今回紹介したエクササイズでは、アウターユニットの中でも前斜系システムのトレーニングとなります。
アウターユニット前斜系システムについては、過去の記事でも紹介していますのでご参照下さい。
kacchin-pt-trainer.hatenablog.com
少し難しく書いてしまいましたが、とにかくこのトレーニングが安定して出来るようになると、安定してバランスの取れた体幹回旋の動きを作ることが出来るということです。
少し難しいエクササイズですが、皆さんも是非チャレンジしてみて下さい。
☆関連するエクササイズ
同じアウターユニット前斜系システムの他のトレーニングはこちら↓
kacchin-pt-trainer.hatenablog.com